発売から1年以上経った「iPad Air4」を今更ながら購入しました。
「iPad mini6」と散々迷った挙句、結局「iPad Air4」を選びましたが、なぜ 「iPad Air4」 を選んだのか、それぞれのiPadの違いとともにご紹介したいと思います。
iPadの購入を検討していて、iPad Air4にしようかiPad mini6にしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
購入前の状況
私は普段の色々な作業はデスクトップPCで行っています。
一応、ノートPCも持っていますが、バッテリー持ちが悪くなってきたため、充電ケーブルが欠かせないことと、物理的な重量がネックになって持ち歩くことはほぼありませんでした。
そこで当初は、今まで持っていたものよりも軽いノートPCの購入を検討していました。
ところが、ブログのネタやちょっとしたアイディアなどをふと思いついた時に手書きのメモを取りたいなと思い始めました。
しかし、特に予定の書き込まれていない手帳やどれに何を書き込んだのか忘れてしまうノートを持ち歩くのは、どうもしっくりきませんでした。
そんな中、知人がiPad Proを使って絵を描いている場面を見て、これだ!と思い、iPadの購入を検討し始めました。
求めた条件
私がiPadに求めた条件は以下の4点です。
- 自宅でも外出時でも作業しやすいサイズ感
- Apple Pencil(第2世代)が使える
- キーボードも使いたい
- ノートPCよりも軽い
- ストレージは256GB
処理能力は高いに超したことありませんが、動画編集者でもイラストレーターでもない私からすれば完全にオーバースペックになるので、優先される条件にはなりませんでした。
なので、iPad Proはそもそも選択肢に入りませんでした。
Apple Pencil(第2世代)を使いたいという条件から、無印iPadも選択肢に入りませんでした。
iPad Air4 基本仕様
カラー | 5色(シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルー) |
本体サイズ | 長辺247.6mm、短辺178.5mm、厚み6.1mm |
重量 | Wi-Fiモデル458g、Wi-Fi+Cellularモデル460g |
ディスプレイ | 10.9インチ |
チップ | A14 Bionicチップ |
ストレージ | 64GB、256GB |
気になる価格
モデル | 価格 |
Wi-Fi64GB | 69,080円 |
Wi-Fi256GB | 87,780円 |
Wi-Fi+Cellular 64GB | 85,580円 |
Wi-Fi+Cellular 256GB | 104,280円 |
良い点
- Apple Pencil(第2世代)が使える
- Magic Keyboard(マジックキーボード)に対応している
- ディスプレイが大きく、作業しやすい
- ノートとして使える
PCのようにタイピングすることを考慮すると、Magic Keyboardに対応しているのは嬉しいところです。
ただ、Magic Keyboardは少々お高いので、手が出ないという方はスマートキーボードフォリオ、それでも手が出ない場合は、Bluetooth接続可能な他社製のキーボードの購入がおススメです。
悪い点
- Magic Keyboardを付けるとそれなりに重い
- 片手で持つと落としそうで不安
Magic Keyboardの使い勝手が良い反面、持ち運ぶという観点からみると、ちょっと重いです。
持ち上げるとズシっとくる感覚で、片手で持つとちょっと落としそうな気がします。
iPad mini6 基本仕様
カラー | 4色(スペースグレイ、ピンク、パープル、スターライト) |
本体サイズ | 長辺195.4mm、短辺134.8mm、厚み6.3mm |
重量 | Wi-Fiモデル293g、Wi-Fi+Cellularモデル297g |
ディスプレイ | 8.3インチ |
チップ | A15 Bionicチップ |
ストレージ | 64GB、256GB |
気になる価格
モデル | 価格 |
Wi-Fi64GB | 59,800円 |
Wi-Fi256GB | 77,800円 |
Wi-Fi+Cellular 64GB | 77,800円 |
Wi-Fi+Cellular 256GB | 95,800円 |
良い点
- 手帳サイズで持ち運びやすい
- Apple Pencil(第2世代)が使える
- 片手で持てる
- メモ帳として最適
1番良いと感じるポイントは、適度なサイズ感です。
基本的にサイズが大きくなったiPhoneだという認識をしていますが、
カバンからサッと取り出してApple Pencilを使ってメモが取れるなど、
小さすぎず大きすぎず、手帳感覚で使用するには最適なデバイスだと思います。
悪い点
- Magic Keyboardは使えない
- キーボードが必要な場合は別に持ち運ばなければいけない
- ノート用途にはやや小さい
Apple純正のMagic Keyboardに対応していないため、どうしてもキーボードを使いたい場合は、Logicool Keys-to-Go Ultra Slim Keyboardなど別にBluetooth接続ができるキーボードを購入する必要があります。
せっかく携帯性が高いデバイスにも関わらず、別にキーボードを持ち運ぶとなると余計な荷物が増えるので、スマートさを損なってしまいます。
iPad Air4を選択した理由
「大は小を兼ねる」
1番の理由は、ディスプレイサイズが大きいためです。
ちょっとしたメモよりも、ガッツリとノートレベルのメモを取ることを想定しました。
正直、チップが・・・とか、
画面の滑らかさが・・・とかの違いは全く分かりません。
それこそ、何かしらのクリエイターなら困ることもあるんでしょうが、
メモ、ブラウジング、音楽再生、動画鑑賞、ブログ作成など、一般的な用途で使用する分にはPCにも劣らないのではないでしょうか。
実際、2週間以上使用したところ、デスクトップPCで作業する時間がかなり減りました。
まとめ
デスクトップPCやノートPCを持っているから、iPadは必要ないと考えている方は多いと思います。
また、iPadが欲しいけど、価格的に高いし、使わなかったらもったいないなと感じている方もそれなりにいるのではないかと思います。
実際、使用してみて分かったことは、PCのようで、PCではないということです。
単純にディスプレイサイズだけで比較するとPCには劣りますが、 直感的な操作性を中心に、周辺機器なども併せて、創造力を掻き立ててくれるデバイスだと思います。
購入を検討されている方は、調べてみると案外選択ポイントが多く、どのモデルを選べばいいか迷うことが想定されますが、自分がどういう用途で使いたいのかをよく考えてから購入することをオススメします。
個人的には購入してとても良かったと思える一台になったと思います。
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