FX初心者必見【5ステップ】FXの勉強方法|チャート分析の超基本

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今回の疑問
  • FXの勉強って何をすればいいの?
  • FXのチャート分析って、実際、何を覚えればいいの?
  • FXの教科書ってどこかに売ってるの?

こんな疑問を抱えるFX初心者の方は多いと思います。

この記事にたどり着いたあなたは、FXで勝つためには何かしらの勉強が必要だと気付いた賢明な方です。

こんな方に読んでもらいたい
  • FX初心者
  • FXの勉強を始めたい方
  • FXの勉強の仕方が分からない方

では、具体的な勉強手順を5ステップで説明していきます。

少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

FXの仕組み、基本用語を覚える

まずは、FXがどのようなものなのかと専門用語を覚えましょう。

FXを解説している本やブログ、動画などは世の中にたくさん存在していますが、どれもFXの仕組みを知っているという前提で専門用語を使って説明しています。

FXで戦うにはFXのルールを知っておく必要があります。

他人に自分の言葉で説明できればもうFXが何なのか知っていると言えるでしょう。

覚えておきたいFX用語

FX取引用口座にあらかじめ入金しておく現金のことを言います。

後述のレバレッジの関係で取引にあたり最低入金額が証券会社によって異なります。

取引する2つの国の通貨の組み合わせのことを言います。

例えば、ドル(アメリカ)と円(日本)の通貨ペアは”米ドル/円”もしくは”USD/JPY”と表記されます。話す時は「ドル円」と言う方が大半です。

pipsはpipの複数形です。

pipとは それぞれの通貨がどれほど変動したか分かるようにするために設けられた FXでの通貨の共通単位です。

「米ドルが5pips上昇した」というように使います。

1pipの価値は通貨ペアによって違います。

米ドル円の場合、1pip=0.01円(1銭)、10pips=10銭、100pips=1円です。

口座の資金額に対し、業者ごとの最大倍率までの金額の取引ができる仕組みです。

日本国内口座の場合は最大25倍まで。

海外口座の場合は業者によって異なり1000倍ぐらいまでの取引が可能です。

FXの大きな特徴の一つです。

新規の買いか売りの注文を出すことを言います。

新規エントリー後、まだ決済注文を出していない建玉(たてぎょく)のことを言います。

売りでエントリーすることです。

相場が下がると分析した場合に出す注文です。

買いでエントリーすることです。

相場が上がると分析した場合に出す注文です。

利益確定の略です。

エントリー後、自分が想定した方向にレートが動いたときには利益(為替差益)が出るので、それを確定させる注文です。

利確の逆に損失を確定させることを言います。

ロスカットとも言いますが、強制ロスカット(証拠金が不足し、強制的に損切させられること)と混同している人がいるので、しっかり区別しましょう。

通貨には売る時と買う時のレートに差があります。

売値はBID、買値はASKといい、このレート差をスプレッドと言います。

通貨ペアの2国間の金利差によって受け取ったり、支払ったりする金利のことです。

ちなみに、現在の日本円は低金利なので、トルコリラなど高金利通貨を買うとスワップポイントを受け取ることができます。

チャートの見方を覚える

基本的な専門用語を覚えたら、次はチャートの見方を覚えましょう。

この段階で分析方法を細かく覚える必要はありません。

チャートには何が表示されているのか、それぞれが表す意味などを把握しましょう。

日本で一般的なローソク足チャートの超基本は別記事で解説しているので、そちらを参考にして下さい。

取引のスタイルを覚える

FXの取引は人それぞれのスタイルがあります。

ポジションの保有時間によって大まかに分かれます。

スキャルピング

数秒から数分で決済する超短期の取引スタイルです。

小さい値幅をたくさん獲得して利益を積み重ねていくので、他のスタイルと比べて高い勝率と繊細な技術が求められます。

早く稼ぎたいという気持ちの焦りから初心者が手を出しやすいスタイルであるものの、実は非常に難易度が高く、個人的には上級者向きのトレードスタイルだと思っています。

デイトレード

数分から数時間で決済し、1日のうちに取引を完結させる短期の取引スタイルです。

ポジションを翌日に持ち越すことなく取引を終えるため、急な市場変動などによる暴落・暴騰のリスクを極力抑えたうえで、ある程度の値幅を狙えます。

FX初心者がトレード技術向上のために実践するならデイトレードが一番おススメです。

スイングトレード

数日から数カ月間をかけて取引を行う長期の取引スタイルです。

デイトレードよりも大きな値幅を狙うことができるうえに、チャートを何回も確認しなくてよく、時間に制約がある方におススメです。

ただ、エントリーチャンスは圧倒的に少なく、月に数回エントリーできればいいぐらいです。

FXを勉強して技術力を向上させるという観点からは、時間がかかりすぎるのが欠点かと思われます。

取引のスタイルは以上の3パターンに大別されます。

どのスタイルが優れているということはなく、どのスタイルでも結果を出している人は少なからずいますので、自分の生活リズムや性格と照らし合わせて検討してみて下さい。

チャート分析を覚える

ようやくあなたがイメージするような勉強になります。

このチャート分析においても、人それぞれやり方やアプローチの方法が違います。

ファンダメンタル分析やテクニカル分析とはどのようなものなのかを学んだあと、細かい分析方法を一つずつ覚えていきましょう。

いきなりあれもこれも覚えようとすると、知識が渋滞してごちゃごちゃになってしまいます。

ただ、FXではどれだけ細かな分析方法を知っていたとしても、正解が存在しないということだけは絶対に覚えておいて下さい。

当面は、自分が取引したい時間軸のトレンドの把握ができるようになることを目標にして下さい。

覚えておきたいチャート分析に関する用語

相場が一定の方向に傾いている状態を示します。

上昇トレンド、下降トレンドなどと言われ、買い注文もしくは売り注文の多い方向に相場が傾きます。

トレンド発生時に、そのトレンドに沿ったトレードを行うことを言います。

上昇トレンドであれば買い注文、下降トレンドであれば売り注文でトレードを行います。

順張りの逆で、発生しているトレンドとは逆の方向のトレードを行うことを言います。

上昇トレンド中の売り注文、下降トレンド中の買い注文です。

19世紀後半にアメリカの証券アナリストであるチャールズ・ダウ氏が提唱したテクニカル分析における理論です。

もともとは株取引を前提にした理論ですが、FXにも当てはめることができます。

提唱者の名前からダウ理論と呼ばれ、株やFXで結果を出している人で知らない人はいないと言われるほど有名でバイブル的な理論です。

相場の値動きの特徴を6つの基本法則で説明しています。

1.平均はすべての事象を織り込む

2.トレンドには3種類ある

3.主要トレンドは3段階からなる

4.平均は相互に確認されなければならない

5.トレンドは出来高でも確認されなければならない

6.トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する

資金管理を覚える

実はFXは、チャート分析の方法を覚えるだけではお金が増えることはありません。

勝つという目的を達するためには、チャート分析と同じぐらい資金管理が重要です。

実際にトレードを行うと、どうしても現状の含み損や含み益に目が行きがちになります。

特に、資金管理をしっかりと理解できていない初心者の方は未確定損益額に一喜一憂して、ドキドキしてしまうことでしょう。

また、それが気になって何回も何回もチャートを確認してしまうなど、他のことが手に付かない状態になってしまいます。

これでは、自由を得るために始めたはずのFXに自由とお金を奪われてしまいます。

まさしく本末転倒ですね。

資金管理の重要性についてまとめた記事がありますので、参考にしてみて下さい。

まとめ

「FX上達の秘訣は毎日チャートを見ることです!」

と、言っている人がいます。

間違ってはいないですし、むしろそうあるべきですが、よく分かっていない状態でチャートを漠然と眺めているだけでは意味がありません。

効果があるのはチャートを読む基本的な知識を持っている方に限定されます。

  • 基本的な専門用語
  • チャートの読み方
  • 取引のスタイル
  • チャート分析の方法
  • 資金管理

まずはこれら5つの基礎知識を身につけてから実践に臨んで下さい。

そして、成功と失敗を繰り返して自分なりのトレード方法を確立し、勝ちトレーダーの階段を昇って下さい。

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