ここにピッタリおさまる収納があればいいのに。
市販のものだとサイズが合わないな。
壁に傷を付けないように棚をつけたい。
自分好みのおしゃれなインテリアや便利な収納って憧れますよね。
それらをライフスタイルに合わせて手作りできたら、家にいる時間が一層便利で楽しくなると思いませんか?
今回は、DIYに挑戦しようとしている初心者さんに向けて、作業手順の一例を紹介します。
そもそもDIYって何?
DIY(ディー・アイ・ワイ)とは、素人(専門業者でない人)が、何かを自分で作ったり修繕したりすること。英語のDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語で、「やってみよう」の意。
引用元:ウィキペディア
ぜひ自分のペースで楽しみながらやってください。
一生懸命考えて、手を動かして自分なりに上手にできた時の達成感は格別です。
作業の手順
- 作りたいもののデザインを決める
- 作りたいものを取り付けたり、置いたりする場所の寸法を測る
- 測った寸法をもとに設計図を描く
- 設計図をもとに必要な材料の量を計算する
- 材料の買い出し
- 買ってきた材料を設計図をもとに切り出す
- 仮組をする
- 塗装が必要なら塗装をする
- 組み立てる
- 取り付けて完成!!
ざっとこんな感じで作業を進めます。
「なんか難しそうだな・・・」と思いますよね。
もう少し詳しく説明します。
1.作りたいもののデザインを決める
作りたいものの完成イメージがないと始まりません。
アイディアが湧かない方はPrinterest(無料)を使って好みのデザインを探してみるのもいいかもしれませんね。
2.作りたいものを取り付けたり、置いたりする場所の寸法を測る
イメージが湧いたら、実際に設置する場所の寸法を測ります。
スケールを使ってしっかりと測ってください。
ここで間違ったり適当に測ると出来上がった時に収まらなかったり、隙間ができてしまいます。
3.測った寸法をもとに設計図を描く
ノートなどの紙にデザインに合わせて寸法を書き込んだ設計図を描きます。
正直、自分が分かればどんな風に描いても大丈夫です。
ちなみに、私はこんな感じで描いてます。
縮尺とか完全に無視してます。
4.設計図をもとに必要な材料の量を計算する
大体の寸法を出せたら、今度は必要な材料の量を計算します。
と、言っても、
- 天板 400×200 1枚
- 脚 380×50×50 4本
- 枠1 300×50×50 2本
- 枠2 100×50×50 2本
みたいな感じです。
5.材料の買い出し
近所のホームセンターに買い出しに行きます。
最近はDIYコーナーを設けている店舗が増えているので、とても分かりやすくなっていますね。
お目当ての材料をチョイスして購入しましょう。
初心者のうちは材料はギリギリの量じゃなくて、できれば予備も用意したほうがいいです。
店舗によっては、軽トラックの無料貸し出しサービスを行っているところもあるので、聞いてみてください。
室長の豆知識!
知り合いの木材卸業者の社長がこのように言っていました。
「うちから直接買うより、ホームセンターで買った方が安いよ。」
なんとなく、卸売業者から買った方が断然安いと思ってませんでしたか?
実は、ホームセンターは店舗数を活かして大量仕入れをしているので、木材1本あたりの販売単価を低く抑えることができます。
そのおかげで、低価格で販売することができます。
(2022年9月6日現在、木材価格は高騰の一途を辿っています。)
ちなみに、利益はネジなど木材と併せて買う商品で出しています。
6.買ってきた材料を設計図をもとに切り出す
買ってきた材料を寸法に合わせてカットします。
ホームセンターの中には、1カット何十円かでカットしてくれるところもあるので、自信がない方はカットサービスを活用したほうがいいかもしれません。
ご自分でカットしたい方で、あれば便利なのは、差し金というL字型の定規です。
あとは、普通の鉛筆です。
シャープペンだと木材に引っかかって途中で折れたりとストレスになります。
設計図に合わせてサイズを測り、いよいよカットですが、
しっかりと木材を押さえて作業してください。一番ケガが多い工程です。
7.仮組をする
材料のカットが終わったら、一度、パーツを簡単に組み立ててみます。
よくありがちなのが、木材の厚みを計算に入れてなくて、ちょっとはみ出てるとか、
そもそも、寸法の計算間違いに気付いてなくて、長すぎたり、逆に短すぎたりしている。
なんてことが、結構な確率で起きます。
長すぎる場合は、正しくカットし直せばいいですが、
短すぎる場合は、初心者では対処しようがないので、予備の材料を使ってもう一度カットした方が無難です。
8.塗装が必要なら塗装をする
材料のカットと仮組みが無事に終わったら、先に全てのパーツに塗装をします。
9.組み立てる
塗料が十分に乾いたらそれぞれのパーツを組み立てていきます。
ビスを打ち込む部分に下穴を開けてからビスを打ち込みましょう。
そうしないと、細かったり、薄い材料は簡単に割れてしまいます。
面倒な作業ですが、絶対にやった方がいいです。
10.取り付けて完成!!
いよいよ完成です。
無事に組み立て終わったら、取り付けたり、置いたりして自画自賛しましょう!
まとめ
DIYは、自分が作りたいと思ったものを形にできるところに醍醐味があります。
作業の工程は難しそうに見えて案外、単純なので、初心者の方や女性でも気軽に楽しみながら作業を進められると思います。
ケガにだけ気を付けて、どんどん色々なものを作ってみましょう!
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