当初口座開設した海外FX業者のスプレッドが広すぎてパフォーマンスが悪くなっていませんか?
口座開設ボーナスや入金ボーナスにつられて口座開設をしたものの、いざトレードしてみるとデイトレードレベルだとスプレッドが広くて含み損の時間が長いのではないでしょうか。
ましてスキャルピングなんて論外ですね。
ボラティリティが高い相場でしか使えないと思いますが、相当なリスクがあります。
海外FX業者はレバレッジを大きく設定できる一方で、スプレッドが広いという致命的な弱点があります。
- デイトレードでもスプレッドを気にせずトレードをしたい
- レバレッジサイズ大きめでスキャルピングをしたい
そんな方には、海外FX業者にもかかわらずスプレッドが国内業者並みの狭さという尖ったサービスを提供しているThreeTrader(スリートレーダー)という業者をご紹介したいと思いますので、詳細をご覧ください。
X(旧Twitter)界隈では海外FX業者を使用することについて良く言わない方が多いように見えますが、個人的には付き合い方の問題だと思っています。
とはいえ、大切なお金を預けることになるので、サービス面だけでなく会社の業況面も含めて絶対に信頼のおける会社でなければいけません。
自分なりにしっかりとリサーチをした上で求める条件と合致してる場合だけ口座を開設しましょう。
管理人プロフィール
海外FX業者の共通点
提供されるサービス面で基本的に海外FX業者に共通する点は、
- 口座開設ボーナスがある(3~4割程度の業者が実施している)
- 入金ボーナスがある(6~7割程度の業者が実施している)
- スプレッドが広い(9割方)
- レバレッジサイズが大きい(1,000倍以上の業者もある)
- ゼロカットシステムを採用している(ほぼ全ての業者が実施している)
- MT4(MT5)が使える(8割方対応している)
主に上記の点です。
初心者の方は比較的資金が少額になりがちなので、各種ボーナスの存在はかなり魅力的に見えると思います。
実際に管理人も初めて開設したFX口座は海外業者のXMで、口座開設ボーナスに加えて入金ボーナスをもらったことを覚えています。(すぐに溶かしましたが)
海外FX口座のメリット
海外FX業者で口座を開設する一番のメリットはレバレッジを大きく設定できる点に尽きると思います。
また、入金ボーナスの存在も魅力的に映るはずです。
レバレッジサイズが大きいことで国内業者よりも更に少額資金でFXトレードを行えることから資金効率が各段に高まります。
ただし、一撃を狙えば狙うほどロスカットの確率がかなり高まるので、資金管理は徹底しなければいけません。
海外FX口座のデメリット
デメリットの感じ方は人それぞれ状況によって異なりますが、スプレッドの広さを挙げる方が多いのではないでしょうか。
基本的に海外FX業者のスプレッドは国内FX業者の2倍以上に設定されていることが多く、一般的に数pips単位を狙うスキャルピングには絶対に向いていません。
スキャルピングで狙うその数pips分がそのままスプレッドとして飲まれてしまうためボラティリティの高い通貨ペアやゴールドなどの相場では特にリスクが高く、海外FX業者を利用してのスキャルピングはおススメできません。
スプレッド分を別のサービスで還元している
各社スプレッドが広い分、ポイントでのキャッシュバックを行うなどしてデメリット感を薄めようとしています。
トータルの収支で見た時には確かにスプレッドが薄まっていますが、初心者のうちは正直、資金を減らしていることの方が多いはずなので、焼け石に水感があります。
税金が高くなりがち
忘れてはいけないのが税金面です。
国内FX業者で取引して得た利益は「先物取引に係る雑所得」で20.315%の一律の税率で課税されるのに対し、海外FX業者を利用して得た利益は”雑所得”で、他の収入と合算した総合課税になります。
詳しくは最寄りの税務署か税理士さんに相談するのが間違いありませんが、所得金額に応じて最大で45%(7段階の累進課税です)の税率がかかってしまいます。(所得税と言います)
これに加えて住民税が10%と復興特別所得税が2.1%課税されます。
ちなみに、所得税の支払いは確定申告とほぼ同時に行いますが、住民税はその後に支払いが発生するので、得た利益はしっかりと残しておかなければいけません。
まとめ
海外FX業者を利用するデメリットばかりを伝えてきましたが、要は使い方次第だと思います。
例えば、メインで運用する口座は国内FX業者に開設して節税を行いつつ、多めのリスクを取った取引を行うために海外FX業者の口座を利用するなど、上手な付き合い方を探してみて下さい。
おそらく、始めのうちは税金なんて気にする必要がないぐらい負けると思いますが、勝てるようになってくるとこれまで考えてもみなかった不満が出てきます。
最初から不満になり得る要素を排除した業者に口座開設をしておけば後々後悔しなくて済むので、これを機にご自身のFX口座の見直しや新規口座開設のための参考になっていれば幸いです。
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