海外FX業者を利用しているスキャルピングトレーダーの方は少ないと思います。
なぜなら、海外FX業者は大抵スプレッドが広いからです。
小さい値幅を何回も繰り返し獲得して利益を積み上げるスキャルピングのトレードスタイルでは、
スプレッドの広さはパフォーマンスに直結してしまいます。
そのため、スキャルピングトレーダーの多くの方はスプレッドが狭い国内FX業者を利用し、スプレッドが広い海外FX業者を利用している方はあまりいないはずです。
本来得られるはずの利益がスプレッドに吸収され、資金効率が悪くなる海外業者よりも国内FX業者を選択するのは当然と言えます。
ただ、FXで稼ぎたいと考えている方の多くは、「少額から素早く稼ぎたい」と思っているはずです。
少額資金を増やす方法は大きく2つあります。
一つは、「地道にコツコツ」とです。※私はこちらを推奨します。
もう一つは、「レバレッジを大きく」かつ「スプレッドは狭く」もしくは「値幅を大きく」です。
FXにおいて、「少額」を「時間を掛けずに」となると選択肢は限られます。
入金できる資金が1万円だから、レバレッジは大きく、スプレッドは狭い方がいいなぁ。
そういうことを考えると絶対に口座破綻して終わるのでコツコツと地道に稼ぎ続けられる方法をしっかりと身に付けてから挑戦して下さい。
と本当は言いたいところですが、FXトレードで生き残るには業者選び(トレード環境)も重要な要素の一つになります。
そこで今回は、スプレッドとレバレッジの問題を両方とも解決してくれて、プロトレーダーも認める海外FX業者をご紹介します。
海外FX業者ならではのレバレッジサイズと驚愕の低スプレッドでサービスを提供しているThreeTrader(スリートレーダー)という海外FX業者です。
口座の種類によっては取引手数料が無料だったり、機関投資家向けのスワップがついたりするので、スキャルピングスタイルのトレーダーのみならず、デイトレーダーやスイングトレーダーの方でもメリットを十分に感じられると思います。
初心者の方はもちろんですが、特に、手数料を気にし始める中級者やEAなどを上手に活用できる上級者のトレーダーの方に魅力的なサービスを展開している印象を持っています。
無料口座開設だけでもしておいてはいかがでしょうか。
管理人も積極的に利用させてもらってます。
管理人プロフィール
ThreeTrader(スリートレーダー)とは?
2018年設立、2021年5月に日本向けのサービスを展開し始めた新興業者で、創業6年目であることから知名度こそまだ低いものの、同業他社との差別化として極めて狭いスプレッドを提供することでプロトレーダーからも支持されている注目の海外FXブローカーです。
運営会社 | ThreeTrader Global Limited |
登録住所 | 1276, Govant Building, Kumul Highway, Port Vila, Republic of Vanuatu |
オーストラリアの東部に位置するバヌアツ共和国で、バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)のNo.40430のライセンスを取得し、厳格な規制のもと営業を行っています。
具体的な規制としては、
1.預金口座の分離
→顧客資産を分別管理している。(ただし、信託保全ではないため、万が一の際に自分の資産を保証されるわけではない。)
2.スタッフトレーニング
→金融会社のスタッフとオーナーにはトレーニング基準が設けられている。
3.会計基準
→厳格な会計、監査、およびコンプライアンスの基準を満たす必要がある。
4.リスク管理監査
→定期的に監査が実施され、さまざまな運用シナリオでブローカーのストレステストを行う。そのため、最低額の資本準備金を常に保有する必要がある。
などの規制を遵守しています。
これらを守っているから単純に安心かと言われれば違いますが、少なくともしっかりと管理されて信頼を積み重ねている会社だと判断できます。
また、情報発信にも力を入れているようで、X(旧Twitter)でも積極的に有益な情報を発信しています。
取り扱いサービス
RAWゼロ口座
通貨 | USD,JPY |
スプレッド | 0pipから |
手数料 | 往復400円(もしくは4USD)/ロット |
レバレッジ | 最大で500:1 |
最小入金額 | 1,000USDもしくは同等額 |
取扱商品 | 外国為替(FX)、貴金属、原油、インデックス、仮想通貨 |
プラットフォーム | デスクトップMT4, モバイルMT4, WebTrader MT4 |
最小取引サイズ | 1マイクロロット(0.01ロット) |
スワップ | 機関投資家向けスワップ |
PUREスプレッド口座
通貨 | USD,JPY |
スプレッド | 0.5pipsから |
手数料 | 無料 |
レバレッジ | 最大で500:1 |
最小入金額 | 100USDもしくは10,000円 |
取扱商品 | 外国為替(FX)、貴金属、原油、インデックス、仮想通貨 |
プラットフォーム | デスクトップMT4, モバイルMT4, WebTrader MT4 |
最小取引サイズ | 1マイクロロット(0.01ロット) |
スワップ | リテールスワップ |
トレードスタイルにもよりますが、準備できる資金が多い方はRAWゼロ口座の方が資金効率が良いと思われます。
ThreeTraderを選ぶメリット
- スプレッドが海外FX業者の中では最狭レベル
- 手数料が安い(RAWゼロ口座)
- ゼロカットシステムを採用している
- 両建て取引OK(ゼロカットを悪用した両建はダメ)
- 日本語サポートがある
スプレッド最狭レベル
ThreeTraderの最大の特徴かつメリットはなんと言ってもそのスプレッドの狭さです。
私が知る海外FX業者の中では間違いなく群を抜いて狭いスプレッドでサービスを展開しています。
海外FX業者の弱点とも言えるスプレッドの広さが、日本国内FX業者レベルの水準に抑えられているため、他社との差別化に繋がっています。
FXトレード経験がある方なら分かると思いますが、スプレッドの広さはトレードパフォーマンスに大きく影響します。
例えば、20pipsの値幅を獲得したのに、スプレッドが1.5pips分あれば18.5pips分の利益にしかなりません。トレード回数を重ねれば重ねるほどこのスプレッドの負担が増えます。
一方で、資金が少ないうちはレバレッジを大きくかけた方が資金効率が高まります。
ただ、そもそも日本国内では最大レバレッジに25倍という制限があるため、それよりも大きなレバレッジをかけるには、海外業者を選択するしかありません。
手数料が安い
RAWゼロ口座については手数料が1ロットあたり往復400円と他社が平均して5~700円程度に対して安く設定されています。
PUREスプレッド口座に関しては無料です。
ゼロカットシステム採用
海外業者らしくゼロカットシステムを採用しています。
これにより、仮にロスカットになった場合でも追証が発生せず、負債を負うリスクなく安心して取引できます。
両建て取引OK
他の海外業者で多く禁じられている両建て取引が可能です。
同一口座内でも複数の口座でそれぞれでも基本的には問題ありません。
ただし、ゼロカットシステムを悪用した両建ては禁止されているので注意が必要です。
複数口座で一方に買いポジション、もう一方に売りポジションを保有し、故意に片方だけゼロカットさせるような取引はダメです。ゼロカットされてもマイナス分は補填されません。
ThreeTraderを選ぶデメリット
- MT4にしか対応していない(MT5は使えない)(2023年8月現在)
- 最大レバレッジが500倍(海外業者としては小さい)
- 入金ボーナスがない
- 口座開設キャンペーンが少ない(ほぼない)
MT5には(まだ)非対応
MT4には対応していますが、MT5にはまだ対応していません。
ただ、時期こそ明言されていないものの、実装を予定しているようなツイートは確認できました。
レバレッジは500倍が上限
他社が1,000倍近いレバレッジを提供しているのに対して、ThreeTraderのレバレッジは500倍と海外業者にしては少し物足りなさを感じます。
ただ、その分スプレッドの狭さで還元してくれていると考えれば特に気にならないレベルです。
入金ボーナスがない
入金ボーナスは一切ありません。
その代わり、トレードを行うたびに加算されるポイントプログラムがあり、貯まったポイントはMacBookProなどの景品やキャッシュバックとして交換可能です。
口座開設キャンペーンが少ない
口座開設キャンペーンはほぼ実施していません。
ごくたまに実施されますが、頻度としてはかなり少ないと思われます。
過去に実施された例では、口座開設すると10$分の口座資金がプレゼントされ、最低入金金額を入金しなくてもトレードが開始できました。
キャンペーン実施時は積極的に活用することがおススメです。
選択肢としてはかなり「あり」なThreeTrader
ThreeTraderでは狭いスプレッドでトレーダーに利益を還元する一方、口座開設や入金時のボーナスは基本的に提供していません。
各種ボーナスがどうしても欲しい方はXMなど別の海外FX業者を選ぶ必要があります。
ですが、長い目で見た時には一番の特徴であるスプレッドの狭さはトータルの収益に大きく影響してきます。
業界最狭レベルのスプレッドでのトレードを一度味わってみてはいかがでしょうか?
小額からコツコツと口座資金を増やしたい方にはThreeTraderはうってつけの業者だと思います。
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